ゴッド・オブ・ウォー
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クリアまでおおよそ8時間。
濃い時間を楽しめました。
Easyモードでは敵が弱くて、操作に慣れてくると敵にやられてほとんど死ぬことはないのですが、
アクション自体の難易度は変わらないため、穴に落ちて死んだりすることがたくさんありました。
とはいえリトライポイントがたくさんあったので、やり直すのはそんなに苦じゃなかったです。
やってたとき、観てた友達に「ああ、また無双系のゲームかー」とか言われたんだけど、やってみると全然(は言いすぎだけど)違いました。
どちらかというと1面1面をクリアしていくので、あえて言えば「スーパーマリオ型」っぽい感じ。
ステージもある程度自由に歩き回れるとはいえ、ほぼ一本道ですし。
「何も考えずにどんどん敵を倒してさくさく進んで行くゲーム」に見えるけど、割と謎解きも多い。
あと、育て上げていくっていう要素があんまりありません。
ゲーム中に敵を倒して経験値を稼いで剣や魔法のレベルを上げていけるけど、
クリアしたあとに能力引き継いで難易度が別のモードで、とかはできないので、
ここらへんが「キャラを育てていく」っていうのに魅力を感じる人にはちょっと残念なとこなんじゃないかと。
ちなみにEasyモードをクリアしてVeryHardを出し、それをやってみた時の衝撃がすごかったです。
なんせ最初の雑魚戦ですら敵が強すぎて、何度もGameOverに。
単純に敵の一撃がすごく強くなってるだけなんだけど、育てられないので純粋に自分の腕で何とかするしかないのです。
Easyモードのようなごり押しはまったく効きません。
でもこの「あと1撃食らったら…死ぬ!」っていうスリルがこのゲームの本質なんだろうな。
こういうところは人によってはストレスに感じるかもしれません。
「難しすぎる!」って投げ出したくもなりました。
でもそういうゲームもありなんじゃないかなと思います。
そんだけ難易度が高い分、1シーンを乗り越えたときの達成感はすごいものがあります。
思わずガッツポーズが出ます。
レビューサイトの評価はどこもすごい良くて、確かに面白いゲームですが、万人に薦められるゲームではないかなー、と。
とはいえ、ゲーム好き、アクション好きだったらやりこむ価値はあると思います。
「上手くなるために何度もやりなおす」って気持ちをもてるかどうか、で。
数字上の経験値じゃなく、自分の経験があがってゲームが上手くなる、って言うのもゲームの醍醐味だったなぁ、と思い直したゲームでした。(でも結局、VeryHardは最初のヒドラ戦で挫折。いきなりVeryHardは無謀すぎたか。いつかリベンジ!…無理かなー。)
あと、わりと、というかかなり残酷な表現があるのに、レーティングがD区分なのがいまいちよくわかりません。
廉価版もDなんだろうなぁ。
もっとソフトな表現(だと思う)の「龍が如く」はZなのに。
いやもう18歳以上なんで、レーティングはどうでもいいんですけど。